2014年8月31日日曜日

9月のレッスン、お知らせです!



酷暑だった夏も去り、いつの間にか秋の到来を感じるようになってきました。

アブラゼミや日暮の鳴き声が、コオロギや鈴虫に変わりつつあるのを寂しく思ってしまうのは何故かしら?

8月はレッスンがお休みで皆様にお目にかかれずにいましたが、9月のレッスンのご案内をさせていただきます!

今回は、夏から秋への季節の移り変わりを和食で楽しんでいただけるようなお献立に致しました。

・・日程・・

■9月16日(火)11:00~
■9月19日(金)11:00~
■9月25日(木)11:00~
■9月27日(土)11:30~

・・お献立・・

■焼きナスの豆乳胡麻汁
引き揚げ湯葉と胡麻の冷汁に、焼きナスの組み合わせの面白さを楽みます。

■そうめんで作る 茸パスタ
茸パスタをそうめんで作っちゃおう!

■イワシのポテトサラダ包みフライ
イワシを開いてポテトサラダをお腹に挟んでフライにします。
ポテトサラダは、残り物でも充分ですが、今回はクリーミーな仕上げにします。

■サツマイモのモンブラン 和三盆クリーム
甘煮したサツマイモを裏ごして白あんと合わせ、黒ゴマをまぶしたなんちゃってモンブラン。

以上、9月も楽しく Eat Well laugh often and Love Cooking !

皆様のお越しを心より楽しみにお待ちしております。

Cooking Studio  Y  進藤由美子



2014年8月26日火曜日

⑧パリの三ツ星レストラン

今回の旅は、ブルゴーニュワインの産地コート・ドールを訪ねるというのが第一目的だったので、パリは3日間だけ!
だから、欲張ってバタバタと走り回りましたよ~(笑)

美術館めぐりの間にチーズショップもチェックして、またまた感激。
HISADAは、チーズ王国の創始者久田さんが経営する小さなお店、チーズの種類もさることながら細かく丁寧に説明してくれるのがありがたかった~もちろん、日本語ですよ~

おまけに、ショップの二階にはテーブルが3つしかないランチが出来るスペースがあってチーズ尽くしの美味しいランチが戴けるという嬉しい設定。

もしも時間に余裕があったなら、もっとゆっくりワインと一緒に楽しみたかった~

そして、今回の三つ星レストランは「アルページュ(Arpege)」
さすがにお行儀が悪いかしらと、写真は撮れてないのだけれど、気取った雰囲気がまったくなく
軽い空気が流れていてリラックスできる雰囲気。
料理は、どれもシェフの創意工夫が凝らされてオリジナル感満載。

中でも一番衝撃的だったのが、トマト寿司と名付られたその一品はシャリにあたるのが冷たいリゾットのようなもの、たぶんちょっとトライにしてからマリネされたスライストマトが寿司ネタのように乗って出てきて、むむむ・・・。
一口で頬張って、あ~、こうなるんだ~なんて美味しいんだろう、どう表現したらいいのか分からないけれど、とにかく爽やかなトマトの酸味とリゾットなのかライスサラダなのかが一体になっている。
ある意味寿司に違いないかと感心してしまった。

日本が好きと言っていたけれど、こんな風に取り入れるなんて彼のセンスに脱帽!

次々出てくる料理はフレンチというより世界中の料理からヒントを受けて彼の料理に作り上げた
(Alain Passard) アラン パッサール氏の料理なんだろうな。

やっぱり、パリは洗練と粋の町。
これは昔から変わらないし変わってほしくないな~
今回でフランス旅行のご報告はおしまいです。
お付き合いありがとうございました。

次回は9月のお料理教室のご案内をいたします。      Cooking Studio Y 進藤由美子
パリ、アルページュ
外観からはレストランとはちょっと分からない
静かな佇まい


アルページュで飲んだワインを備忘のため
書いてもらったメモ






HISADAの店頭ショーケース
豚ちゃんのチーズは
焼いて食べるんです
HISADAで買ったノルマンディーのカマンベール
熟成が進んでうまうま!
HISADAで見つけたトリュフ入りサラミソーセージ
最高です!
焼きチーズのサラダ
カリカリに焼いたバケットと
モッツァレッラチーズとドライトマト
バジルじゃなくてシソドレッシング
チーズプレート
どれも美味しかった~


メトロのルーブル駅出たところにあった
掃除道具だけのショップ
羽の箒、よっぽど買おうかと悩んだけれど
あきらめた~
こんなお店が日本にもあったらいいのにね~




2014年8月21日木曜日

⑦パリ美術館めぐり

パリは4回目だけれど、今までルーブル以外の美術館はなんとなくパスしていた。
今回はなぜか美術館&博物館に行ってみようと燃えて4か所も廻り、足が・・腰が・・(笑)
大変なことになってしまったけれど、どこも綺麗に整備され展示の仕方にも工夫がありインフォメーションも良かった。

日本では割と美術館には行くほうなので、見せ方の違いが面白く興味深いものをたくさん感じた。
例えば、ルーブルでは写真(フラッシュ禁止)は撮り放題、スケッチも自由、お喋りし放題、照明はめちゃくちゃ明るい、そして、とにかくただっ広い!

オルセーは写真は禁止だけれど、スケッチはOK、ガードマンの人数は多いけれど厳しくない感じで
誰もが気楽に芸術を楽しんでいるって雰囲気がある。

日本の場合、写真はもとよりスケッチも禁止、お喋りなんかしたものなら監視員みたいな人に叱られちゃうから大人しく姿勢を正して拝見するってことになる。
なんとも堅苦しいのよね~何故かしらね~

それと、解説はDSやiPADで見ながら廻っている子供たちがほとんどで、しかもその場に座り込んだり寝そべっていたり。
身近に芸術があるからなのか、彼らにとって美術館を訪れることが特別なことじゃないんでしょうね。

今回訪ねたのは、ルーブル、オルセー、ブランリー(民族文化博物館)、レジオンドヌール(勲章博物館)、なかでもブランリーは世界中の民族文化芸術が集められていて非常に面白く時間が足りなかった!
またパリに行く機会があったら再訪したい場所の一つになった。

次回⑧は、パリのチーズショップと三ツ星☆☆☆レストランをレポートしますね~

ブランリー博物館
世界中の植物で自然感あふれるエントランスが構成されている

オルセー美術館エントランス



いつも美しい、セーヌ河畔
ほれぼれしちゃう~

ルーブル地下入口
ピラミッドの下はこんな風
地下鉄出口からチケットを買う人の列が・・・
なんてったって、ビーナス!

セーヌ河遊覧船も満員御礼
7月、8月はバカンス客でいっぱい!

レジオンドヌール勲章博物館
ナポレオン勲章やマントなども展示されてる



2014年8月16日土曜日

パリに到着!⑥

パリ・リヨン駅
まるで映画の中に入り込んだような気分になってしまう
リヨン駅に戻ってきました。
ボーヌのような田舎町からやってくると、パリは大きい町だなぁ~と改めて思う。
パリのメトロは利用価値大!
安い、便利、意外と綺麗
ただしスリはいるので気を付けて。
今回のホテルはエッフェル塔が眺められるメトロ駅
トロカデロから近く、分かりやすくてとても便利。
パリのホテルはどこも高くて狭いけど、ここはコージーな感じが落ち着くし清潔なのは勿論のこと
可愛い中庭がこじんまりとあるのもGood!

トロカデロ駅前のカフェにて
サラダランチ
美味しいけどとにかく多い!
クロックマダムはさすがでした~

カフェ・カレットは観光客が少ない感じ
お洒落な人でいっぱい!


ホテルの中庭
グリーンがいっぱい!
周りは高級アパートばかりで比較的静か
RENAISSANCE
☆☆☆☆☆
エッフェル塔ってなぜか好き!
レトロ感がたまらない


ボーヌでは肉料理を存分に食べてきたので
先ずはシーフードにありつきたくなって
ホテルのコンシェルジュ推薦のこの
シーフードレストランへ
正解でした!



ブリュターニュ産オイスター
小さいのにコクがあってしかも爽やかな味わい
この他、クルマエビのグリル&舌平目のソテー
どちらもシンプルにレモン絞っただけで
美味しかった!
甘くてさっぱりして何もかけないつけない
そのまんまが美味しい!
ここではリースリングを合わせて

次回⑦は、パリの美術館&博物館めぐりの1日です。

2014年8月11日月曜日

ボーヌのビストロ⑤

ボーヌ、最後の夜は町の人たちに親しまれているマ・キュイジーヌにて。

ビストロの黒板文字を解読するのには苦労するけど、なんといって家庭的な雰囲気がほっとする~
観光客もいたけれど、地元の常連さんが通う店って感じ。

さすがにワインはそろっていてロマネコンテの空き瓶が山積みになってるのには驚き!
初日のビストロは英語で丁寧に説明してくれたので助かったけれど、ここはほとんど通じないから、スマホのフランス語辞書を引きながら黒板の癖字を解読しつつお店の人と四苦八苦の意思疎通の末、ようやく注文完了~(汗)
少しはフランス語勉強すべきだった~
まぁ、これも良い思い出ね!

路地の奥にあってちょっとだけ分かりにくい
マ・キュイジーヌ
看板はレストランになってるわね?
サンジャック(ホタテ貝柱)のサラダ仕立て
さっぱりと軽~い!
リードボー(胸腺肉)のソテー
クリーミーポテトが野菜と良いマッチング





このお店自慢の手作りタルト&ケーキ
種類が豊富
優しいママの味
地元ドメーヌ
ピュリニーモンラッシェ
美味しいに決まってるわ~
ボーヌを拠点に巡ったコート・ドール(黄金丘陵)
の4日間は、ワインと様々な料理の思い出がいっぱい。
そして、いざパリへ!
ボーヌの救済病院で作られている
ボーヌの町に敬意を表して
戴きました!



2014年8月7日木曜日

ボーヌ郊外④

ボーヌの町の中心にあるホスピスは1443年に貧しい人の救済のために建てられた救済病院。
広場からの外観は地味で何の変哲もない作りなのに一歩中に入ると色とりどりの瓦でモザイク柄に装飾された明るい雰囲気に驚く。
内部は、今でもすぐ使えそうなベッドが並んでステンドグラスやバイデンの書いた祭壇画やタペストリーなど華やかで薬局や台所などの設備も素晴らしく無料で治療を施す施設だったとはおもえないほど立派な施設。

装飾屋根が美しいホスピスの中庭

救済病院とは思えない凝った作りの内部
人里離れたところにひっそりと佇む修道院は、今でも戒律厳守の自給自足生活を静かに送っているのだろう。
小鳥のさえずりだけが響いていた。
見学できるのだけれど、ちょうどお休みの日に行ってしまい門前払いされてしまった。
ディジョン郊外にあるシトー派の修道院
静かすぎて・・。




そして、ボーヌ郊外にあるコテージホテル De Levernois のレストランにてディナー!
車道から門を潜ると、途端にし~ンとした空気感が漂いタクシーの運転手さんの表情が穏やかになっていくのが分かった。
それくらい気持ちの良い庭が出迎えてくれた。

客層も良くみなさん素敵にドレスアップされて、サービスも行き届いていい雰囲気!

真っ赤なグラスとウエルカムプレートが目に鮮やか!





ボーヌロマネ
仔羊のグリル
やっばりこれは赤ワインソースだわ!
ロブスターはお決まりのソースだったけれど
メロンと桃と一緒になると
幸せな味になるのね。

カエルとほうれん草のリゾット
見た目はちょっと・・だけど、さっぱりと美味でした

半分しか見えてないけど、全部違うお味のソルベがぐるり。
これで1人前よ!
真ん中のは、ほおずき
フランスにもあったのね。

2014年8月4日月曜日

ロワゾー・デ・ヴィーニュにて③の2

③の続きです。

ボーヌのお洒落なレストラン、ロワゾー・デ・ヴィーニュは、ソーリューにある三ツ星レストランの姉妹店でグラスでワインを楽しめる嬉しいお店です。
ご当地シャロレ牛のステーキ
まるでジビエのような野生的なお味
赤身のうま味がじわ~っときた。
さすが!うなりました~
やっぱりフォアグラはフランスだわね!
新鮮そのもの。
ブレス鳥
胸は蒸し焼き腿はグリル。

仔牛のグリル
ワイルドキャロット・ズッキーニなど野草の花がドライになって囲んでいる。
野原の香りでいっぱい!
ボーヌの町で必ずと言っていいほど最初に出だされる
グジェールはお店ごとに違う味と形で面白い
イタリア製の真っ赤なワインディスペンサー
お店の人はフェラーリと呼んでいた(笑)
常時70~80種類は自由に選んで飲めるようになっているそう。



ワインのお買いもの&レストラン③の1

今回の旅で楽しみにしていたことの1つ。
それは、ワインのお買いもの~
現地でワインのお仕事をしている日本人の方にご紹介いただいた
CAVE DE CHASSAGNEー MONTRACHET RATEAU
小さくて見逃してしまいそうな店構え、コート・ドーヌはみんなこんな感じでしたが、DRCの超高価なものから飲み頃でお手頃なものまで品揃えは凄い!


 大好きなブルゴーニュワインがずらり!
こう並ばれるとどうしたらいいのか分からなくなる。
なので、お店の人に予算と好みを伝え選んでもらいました。
ヤマト運輸、フランスでもご活躍!
夏場を避けて10月に配送依頼ができるなんて、助かります~♪



そして、この夜はボーヌの町に戻って
ソーリューにある三ツ星レストラン「コート・ドール」がやっているカジュアル版「ロワゾー・デ・ヴィーニュ」にて料理に合わせてグラスで楽しめる
素敵なレストランに行きました!