2013年9月30日月曜日

9月のレッスン終了!

9月のテーブル 
ヨーロッパの田舎風に
9月のレッスンはオーストリアの家庭料理でした。
あまり馴染みのないお料理ですが、日本の家庭でも簡単にできるようにレシピをアレンジしてご紹介しました。
クリスマスや、ホームパーティ-などで活用して頂けたら嬉しいです!
来月は、秋の素材を使った中華料理を予定していますので、皆様のご参加をお待ちしています。

いろいろ野菜と干し杏のサラダ
ヨーグルトドレッシング

センメルクネーデル
オ-ストリアの家庭の味
グーラッシュ
ハンガリーの影響を受けたオーストリアのシチュー
マッシュポテトとセロリを添えて
リーフパイ
アインシュペンナーと共に




日曜日の朝ごはん。

9月の最後の日曜日。
・・・と書いて、え~っもう10月になっちゃうの~!
と、少し焦りを感じてしまいました。
でも、お天気よし、気温も程よし、気分もよし・・・なので、
いつもの朝食は少しの甘いものとミルクテイーかコーヒーで済ませるのだけれど、今日はちょっと温かいものをゆっくり戴きたくなって冷蔵庫のお掃除を兼ねて、なんちゃってスパニッシュオムレツを作って、朝からほっこり優しいお味に癒されました~

作り方は簡単
本来はジャガイモが入っているのだけれど、そこは気にせずあるものでOK!
今回は、フライパンで玉ねぎ・セロリ・シメジ・ソーセージを中火でバター炒め、卵液(卵5個・牛乳100cc・生クリーム30cc・塩・胡椒で混ぜたもの)を一旦強火にしてから注ぎ入れ、弱火に落として蓋をして10~15分蒸し焼きにする。
真ん中が少しフルフルと揺れるくらいで火を止めてそのまま粗熱を取る。
フライパンから出して切り分ける。
生クリームはなくても大丈夫、その分牛乳を多めにしてください。
粗熱が取れると卵が縮んで、するりとフライパンからすべりますので、ご安心を!



2013年9月23日月曜日

鯵のマリネサラダ。

八角形のこのお皿は、最近手に入れたお気に入り
鯵の旬、もうすぐお仕舞だけど、良い感じの鯵があったので即席マリネにしてサラダ仕立てにしました。
もう、白ワインが進んでしまって困りました~ ^^;

鯵は酢で洗って、レモンと塩とオリーブオイルで瞬間マリネして、
いろいろな葉っぱと一緒に、和えて仕上げにお醤油をちょっとだけ、たら~り!

塩・胡椒・レモン・オリーブオイル・醤油で調味しただけなんだけど、かなり美味しかったのは鯵が良いからですね~!

2013年9月13日金曜日

試作してます。

A サーモンと大葉、玉ねぎだけであっさり、タリアテッレ
B カイワレ菜とハムと白ネギで中華和え麺
C ヨーロッパアンティークのお皿をゲット!
オーストリアで食べて確認してきた味を日本で手に入り易い材料で、私なりのテイストを加えて…。
皆様にご紹介したいので毎日試作しては息子たちの意見を参考にし少し変えてみたりと楽しんでやっています。
そういう日は、ほとんど外出せずキッチンに籠城!
必然、ランチは麺類が多くなります。

Aのタリアテッレは、クリームを出来るだけ使わずスモークサーモンと玉ねぎスライスに生クリームと塩胡椒で調味したところに茹でたてタリアテッレを加えて和え、大葉をちょっと粗めに切って合わせオリーブオイルをかけ回しただけ。
クリームパスタというよりサラダっぽいライトなパスタになりました。

Bの中華和え麺は、麺は茹でて冷水で〆て、カイワレ菜と細切りハムと刻み白ネギとタレで和えてすりごまを振っただけ。ポイントはカイワレ菜と麺が半々くらいの割合にすること。
たれは、麺つゆに酢・塩・ごま油・辣油を混ぜたもの。

A・Bどちらも、あっという間に出来て、その割には満足感のあるランチになりますよ!

Cの写真は、今回のオーストリア料理に合わせて手に入れたもの。
それぞれ古の人々から愛されてきただろう温かみのあるお皿ばかり、お料理を盛るのが今からとても楽しみです。
来週からレッスンが始まりますが、皆様のお越しを心よりお待ちしています。
進藤由美子



2013年9月10日火曜日

豚の角煮プラス、ニンニク丸ごと!

ニンニクが丸ごと入って!
スタミナつくこと間違いなし^^v
秋が近くまで来ていますね!
秋は、春に次いで好きな季節。
食べ物も美味しくなる嬉しい季節ですね。
でも、夏の疲れが出るころでもあります。

先日、我が家の息子がニンニクを固まりでアルミホイルで包んで丸焼きにしてくれ~なんて言っていたので、よほどお疲れかな?
そこで、今夜は豚の角煮にニンニク丸ごと入れて黒胡椒を効かせて煮てみました。
これでもかと、煮卵にオクラをプラスしてスタミナのひと鉢をこしらえました〜
これで元気出してね〜)^o^(

豚は20~30分中火で下茹でして、茹で汁は捨て、酒・砂糖・醤油・味醂・お湯を加える。
ニンニク粒・黒こしょう粒を加え落し蓋をして弱火で30分ほど煮込む。
茹で卵の殻をむいて加え、5分ほど煮たら火を止める。
少し寝かせて、温め直して頂く方が味が浸みて美味しいですね。
オクラは、塩ゆでして冷水で色止めし、あえて味はつけないで煮汁をからませて食べると全体がこっくり味なのでさっぱりします。
オクラ以外緑のお野菜だったらなんでもOK!

2013年9月9日月曜日

ウィーンの三ツ星レストラン

今回は一軒だけ、三ツ星レストランに行って来ました。しかもランチなので軽めかな~
市立公園の中にあるくらいだからロケーションは最高!
公園の中を流れる川を望むテラス席もあって、街の喧騒も聞こえて来ない清々とした空気感がなんとも気持ち良い。
席に案内されて最初に驚いたのは、真っ白な麻ナプキンがふんわりと膨らんでたたまれていたこと。
おもわず、ワォ~と小さく叫んでしまった!

メニューを苦心して読み解きながら何とか注文を終え、可愛らしいアミューズとワインで待つこと暫し、テーブルの真ん中にカードが置かれた。
なんと、次に出てくるであろう料理の解説が細かく書かれているじゃないの~
なんて親切!外国人だからか?
と、隣の席を覗いてみると、そちらにも同じようにカードが配られて熱心に読んでいる。

ではこちらもと、目を通してみて納得、料理が運ばれてきて更に納得!
このカードがなかったらちょっと理解しにくいかなっていうか、使われている素材の多さにも面食らうような皿が次々とやって来た。

食べてみて、ガツンとくる感じはないけれど、どれも優しくてす~っと入ってくる。
かなりな仕事がされているんだろうけれど、それをあまり感じさせない拍子抜けするほど普通に素直なお味でした。

また機会があれば、ディナーにトライしたいな~

アミュズ グレープフルーツとミントシュガー

鹿の心臓の赤シソソース
アーチチョークと薬味のサラダ
クレープとアニスアイスクリーム
西洋ネギの温製サラダ

アプリコットダンプリング


マスの軽いスモークと大麦のリゾット
市立公園内に位置する「シュタイラーエック」の正面エントランス






2013年9月5日木曜日

今夜は照り焼きチキン。

照り焼きチキン、実は我が家の定番料理。
なにしろ安価で簡単、冷めても美味しく満足度も高いので、わりと頻繁にテーブルに上がります。
今夜は、バジルと大葉とレタスを手でちぎって、ゴマ油・塩胡椒・レモン・すり胡麻で和えたサラダを添えてみたら、とても合いました!

鶏は、モモを使い皮目にフォークで穴をぶちぶちと空けて醤油・砂糖・酒・生姜汁を加えて2~3時間は漬け込んで冷蔵。
グリルで焼く前に常温に戻し、つけ汁が無くなるまで揉みこんでk皮目からから焼いて返してちょっと焼くくだけ。
余熱で、焼き過ぎに注意!
粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切って、お好みの野菜を添えていただきます。
ご飯にはもちろん、お酒のお供にだっていけますよ~

2013年9月4日水曜日

ウィーンで食べたものいろいろ。

ウィーンでは、なんといってもウィンナーシュニッツエルが有名ですね。
仔牛や豚、鶏などの淡白な肉を薄くたたき伸ばし、細かいパン粉をつけて揚げたもの。
さっぱりと、レモンを絞るだけで戴くのがほとんどなのだけれど、ベリーのコンフィチュールを付ながらというパターンもあります。
ビックリするほど大きいので一瞬引きますが、あっさりして脂っこさがないので食べられました。


A
B
C


(写真A) マスのグリルのパセリポテトが意外なほど合う、他のレストランやカフェでも必ずと言ってよいほどサイドデッシュはポテトがいろんな形で調理されて付いてくるが、どれも美味しい。

(写真B)ダンプリングはいろいろあって、デザートにもなっています。
これはホウレンソウと固くなったパンを使って団子にしてから茹でている。
見た目より食べたら美味しい、なかなか面白い味でした。
これをアレンジして9月のレッスンでご紹介しますね。

(写真C)マーシェというサラダ菜のツマミ菜のような葉っぱとフレッシュチーズのサラダ。
どうも今このマーシェが流行っていた模様であちこちで使われていた。
くせのない味です。

このレストランは、鼻を効かして飛び込みで入ったのだけれど当りでした!
気取りのない雰囲気で、インテリアもシンプル、ウエイター君も感じ良くワインもそこそこ揃っていて
ウィーンにまた行く機会があったら訪れたいと思える店でした。

次回は、3星レストランでのランチをお紹介しますね~

















2013年9月2日月曜日

今日から9月ですね。

もの凄く暑かったこの夏も、ようやく秋の気配を感じるようになってきましたね。
8月の後半、1週間ほどオーストリアのザルツブルクとウイーンへ行って来ました。
旅の目的の一つは、NHK交響楽団がザルツブルク音楽祭で演奏するのを聴きに行くこと。
そして、もう一つはオーストリアの地方料理を食べてくることでした。

オーストリアは海がないのだけれど、9か国と国境を接しているため、いろいろな食文化が入り混じって面白い食文化が形成されています。
食べてきたものは少しずつアップしていきますが、とりあえず帰国のご挨拶と次回のレッスン
のご案内をさせていただきます。
折角ですから、今回は食べてきたオーストリアの郷土料理を私なりにアレンジしたお料理をご紹介したいと思います。

お献立
*いろいろ野菜と干し杏のサラダ  ヨーグルトドレッシングにキャラウェイシードを効かせて
 良く使うのは、ジャガイモとキャベツですが最近はフレッシュな生野菜もふんだんに取り入れたお洒落なサラダが人気のようです。

*センメルクネーデル    
 本来は硬くなったセンメルというパンを使うのですが、バケットで代用してホウレンソウとチーズを加えお団子にしてパスタのように茹で上げます。

*グーラッシュ
 牛肉のパプリカ煮込みといった感じで、ほぼシチューといっていいものです。
クリ―ミィーなマッシュポテトと一緒に頂くとシチューが立派なお料理になります。

*アインシュペンナ―   
 いわゆるウインナー珈琲です。濃いめに淹れた珈琲にザラメとホイップしたクリームをたっぷり乗せて、更にリーフパイを添えパイのパリパリ感とクリームの滑らかさと珈琲のほろ苦さとザラメの甘さとが次々と順番にやってきて楽しいデザートです。

これから試作に励んで、より美味しいオーストリアのお料理に仕上げて皆様にご紹介したいと思います。
皆様のお越しをお待ちいたしております。

進藤由美子
ザルツブルグの街

ホイリゲというワイン居酒屋
何処の看板も素敵です



三ツ星レストランにも行って来ました~
ウイーンといえばウインナーシュニツエル
可愛らしい建物